愛郷の里へようこそ

埼玉県比企郡鳩山町のハーモニーフィールド「愛郷の里」へようこそ!

愛郷の里は、四季折々の木々や花々が彩る「色彩の森」。そして、地域の人たち・訪れる人たち「みんなの里山」です。

東京ドーム5個分の約25万㎡(将来的には6個分の約30万㎡)の広大な里山に、散策コースや休憩エリア、蓮池などの植物園、果樹やきのこなどの農園、ふれあいヤギ牧場、ドッグラン、ホタルが舞い飛ぶ水辺、鳥や虫たちの住む雑木林、見晴らしの良い高台や天空のブランコなどがあります。

愛郷の里を始めた想い

ここは、40~50年前は葉っぱ一つ落ちていない美しい里山でした。地域の人たちが薪や落ち葉を使い、田畑を耕し、日々手入れをして、常に生活とともに営まれていた場所だったからです。

そんな里山も、人々の生活が大きく変わり、暮らしから切り離され、誰も足を踏み入れることのない、何の魅力もない、鬱蒼と荒れ果てた山林に変わり果ててしまっていたのでした。

そうした現状に、大きな構想と強い意志を持つ一人の地元の有志が立ち上がりました。小さい頃からこの里山に慣れ親しみ、人一倍の愛着を持つ彼により、2018年から、愛郷の里は始まりました。

あの頃の美しい里山を蘇らせたい!
子どもたちのため、未来のために、大切な森を引き継ぎたい!
みんなが自由に、気軽に楽しめる里山、一年中いつでも来たくなるような彩りのある森をつくりたい!

そんな想いから始まった愛郷の里も、それから5年が経ちました。現在思い描いていることからしても、まだまだ理想は先の先です。そして、愛郷の里に完成はなく、理想の追求は永遠に続きます。この美しい里山を、未来永劫、より良い形でつないでいきたいからです。

憩いの場の実現、広がる仲間の輪

2023年現在、既に毎日多くの人たちに親しんでいただいています。地元の人たちには、毎日の散歩コースになっている方も大勢います。季節や時間帯ごとの景色をおさめに度々来られる写真家や画家の方々、遠くからツーリングで四季折々の里山の変化を味わいに来られる方、定期的にヤギちゃんたちとの触れ合いを楽しみに来られる方…。いろいろな人たちが集う、みんなの憩いの場になっています。

そして、愛郷の里を気に入り、里山づくりと日々の保全に加わる仲間も増えてきています。その距離感もいろいろです。自分も力になりたいと定期的にたっぷりと里山仕事に加わる人、気に入った場所で仲間と一緒にたまに汗を流したいという人、できる時だけやれることをちょっとずつ手伝いたいという人…。住まいも、地元はもちろん、近隣地域の人、1時間近く離れたエリアや東京の人たちと、様々です。それぞれがやれること・やりたいことを選んで、ペース自由、出入り自由で参加しています。こんな気楽でゆるい仲間の輪も、これからもっと広げていきたいと思っています。

心が調和する、心地よいみんなの庭へ

森には、人を蘇らせる力・人の調和を整える力があると思います。そして森も、人の手によって蘇らせることができます。人が森を元気にできるし、その森のお陰で人も今よりもっと元気になれます。

人と森、自然や生き物たちと人との調和。触れ合う人たち・集う仲間たち同士の調和。それらを通して得られる、心の調和。愛郷の里は、来る人、関わる人みんなにとって、そんな様々な調和が感じられる心地よい存在、ハーモニーフィールドでありたいと思っています。

色彩の森、みんなの里山、ハーモニーフィールド「愛郷の里」を、身近で心地よい自分の庭のようなものとして、今日も明日もこの先もずっと、心ゆくままに親しんでいただけると嬉しいです。